M1/M2 MacBookにモニター2台を繋ぐ!デュアルディスプレイ化方法 Anker 563も紹介

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M1/M2のMacbookで2台のモニターを繋げて、デュアルディスプレイ化する方法を解説します。

MシリーズのMacbookでは単純にアダプタを繋ぐだけだと、2台のモニターに接続することができません。

1台のモニターであれば問題なくつながるのですが、2台目を繋ごうとしても映し出されません。残念な仕様ですね...。

デュアルディスプレイ化するためには、

  • 専用機器(アダプタやドッキングステーション)を購入
  • ドライバをMacbookにインストール

この2つを行う必要があります。この専用機器を購入する必要があって、面倒ですし、これが地味に高いんですよね。

では解説していきます。

専用機器を購入

M系のMacbookでは通常2台以上のモニターを繋ぐことができません。従来のIntel Macとは違ったハードウェアアーキテクチャを持っているためです。

そこで「DisplayLink」という技術をつかてって2台目を繋いでいきます。

DisplayLink対応の専用アダプタを使うことで2台繋ぐことができます。

沢山DisplayLinkに対応した製品があるのですが、実査に自分が使用しているものや、レビュー等でMシリーズでの使用が確認できているものを紹介します。価格はバラバラですが、高いものだと色々つなげて便利なこともあるので、検討してみてください。

お手頃価格のBasicestのアダプタ(7,000円)

こちらは、以前自分がM1 Macbookを使っていたときに使用していたアダプタです。

Basicest USB 3.0

M2で試したことは無いのですが、DisplayLinkに対応しているものならM1/M2つながるはずなので、問題ないかとは思われます。

自分が買った当時は4,000円台だったのですが、円安等の影響もあったせいかかなり値上がりしてます。

ちなみにこの製品とは異なりますが、おそらく以下が一番最安値の商品です(M1で使用できるとコメントはありましたが、耐久性に問題があるかもとのことでした)

WAVLINK Wavlink USB 3.0

上記は2つとも端子がUSB3.0になるので、type-cとの変換アダプタが必要になります。

WAVLINKのドッキングステーション(20,000円)

wavlinkが出しているドッキングステーションというものがあります。

WAVLINK USB-C Ultra 5Kユニバーサルドッキングステーションデュアル4Kドッキングステーション

ドッキングステーションというのは、様々なケーブルをまとめて1本のケーブルだけをPCに接続すれば良いようにするものです。

これでモニターも充電もオーディオだってつなげちゃいます。

60Wの充電が可能になります。ちなみにM2 MacBook Airのデフォルトの充電器は67Wです。とりわけ充電には問題ないかなといった感じです。 

製品自体はM1 MacBook対応と記載されていて、コメント欄ではM2でも問題なく使えたと記載がされています。

私自身はこの製品は持っていないですが、ドッキングステーションの中では安めだと思いますし、トリプルモニターも実現可能とのことです。

ただ3ヶ月で故障した、初期不良があったなどコメントも見受けられました。1年間保証はあるようなので、安心ではありますね。

電源ボタンもあるので充電され続けるということも避けられます。

みんな大好きAnkerの「Anker 563ドッキングステーション」

最後はあの有名なAnkerのドッキングステーションです。

Anker 563 USB-C ドッキングステーション

こちらは自分も所有しているものなのですが、見た目もかっこよくて性能も申し分無いです。

特徴をざっとまとめると以下のような感じです。

  • トリプルディスプレイまで可能
  • 30Wと100W充電可能
  • ON/OFFの電源ボタン
  • M1/M2での動作確認済み

写真もとってみました。

大きさは、

長さ × 幅 × 高さ = 17cm × 8cm × 2.4cm

このような感じで、ドッキングステーションとしては割とコンパクトです。

IMG 2325

重さも300gと軽めですね。

ACアダプタはかなり大きめで重厚感があり、本体と同じくらいおおきです。

IMG 2329

正面はこんな感じで、左から

  • USB-A 2.0 × 2
  • USB-A 3.1 Gen 1
    • 30WでiPhoneとか充電できます
  • USB-C 3.1 Gen 1
  • オーディオ
  • ★電源ボタン
    • 使用しないときはここをOFFにして、不要な過充電を防げます

自分が繋いでる使ってる箇所は★にしています

a front

背面は左から

  • ★PCと接続する箇所
    • 100W充電できちゃいます(すごい)
  • ★HDMI
    • 4K
  • ★HDMI
    • 2K
  • ディスプレイポート
  • LANポート
  • ★ACアダプタポート

a back

ACアダプタやモニター2台、PCとの接続をした場合は以下のような配線になりました(上記の★の箇所)。今回はHDMIでつないでますが、ディスプレイポートでも接続可能です。ただしディスプレイポートは1つだけです。

IMG 2330

裏側にはゴム製グリップがついていて、滑りにくくなってます。

a reverse

金額は30,000円と高額ですが、使用感・見た目共にとても満足しています。

ドライバをMacBookにインストール

機器を手に入れたらドライバをMacBookにインストールしていきます。

https://www.synaptics.com/products/displaylink-graphics/downloads/macos

ここで、ドライバ(DisplayLink Manager)がダウンロードしてダウンロードしていきます。

スクリーンショット 2023-03-19 19.27.26

pkgファイルがダウンロード出来るので、展開してインストールしていけば設定完了です。

MacBook側の設定でプライバシーとセキュリティの画面収録で「DisplayLink Manager」に権限を与える必要があるので、そちらも事前に求められなかった場合は設定しておきましょう。

最終的にこのように接続ができました!遅延もなくサクサク動いています。

dual

片方のディスプレイしか映らなくなった場合

片方のディスプレイが映らなくなることがあるかもしれませんが、DisplayLink Managerが起動していないことが多いです。

Mac再起動時とか起動時にDisplayLink Managerが停止するので、自動起動になっていないと片方のディスプレイが付きません。

LaunchpadからLinkManagerを起動して、

lancer

起動している状態で画面上部のLinkManagerの設定から「Launch automatically after login」にチェックを入れておきましょう。

これでMacBook起動時に自動的にLinkManagerが起動します。

linkmanager-enable

ディスプレイポートを使用することで、トリプルディスプレイも実現できるようです。

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