Figma初心者向け使い方解説【複数アカウント管理&ファイル管理】
本記事では、Figmaホーム画面から行うアカウントの管理(追加・切り替え・削除)と、ファイルの管理について詳しく解説していきます。
アカウントが登録されると表示されるこちらのホーム画面…このシンプルすぎる(?)画面に慣れるまでは、「何がどこにあるか」ちょっと戸惑うところですね。
毎回ログインするとこの画面が現れるので、本記事を読んで使い方をマスターしてしまいましょう!
…ところで、Figmaのアカウントはお持ちでしょうか?まだの方は、こちらの記事で丁寧に解説しております。ぜひ、参考にしてくださいね(^^)
ONE POINT
画面中央の一番目立つところに配置されているのは、FigJamのテンプレートです。FigJamをしばらく使用する予定がない場合は、右上のバツ印から非表示にしておきましょう。
なお、FigJamのテンプレート一覧は、「FigJamファイルを新規作成」→「(画面左)その他のテンプレート」から呼び出せます。
Figma複数アカウント管理(追加・切り替え・削除)
Figmaでは、複数のアカウントを持つことが可能です。ここでは、複数のアカウントを持つ場合のアカウント管理方法について解説します。
Figmaアカウントの追加
アカウントを追加するには、以下の順にクリックします。
- 「アカウントアイコン(ホーム画面右上)」
- 「アカウントを切り替える」
- 「アカウントの追加」
すると、アカウント登録画面が現れますので、こちらから新たなアカウントを追加できます。
Figmaアカウントの切り替え
アカウントの切り替えには、2つの方法があります。
一つ目は、先ほどの「アカウントの追加」と同じ画面左上のアカウントアイコンから行う方法です。
- 「アカウントアイコン(ホーム画面右上)」をクリック
- 「アカウントを切り替える」をクリック
登録中のメールアドレスを選択すると、アカウントが切り替わります。 なお「チェックマーク」が入っているメールアドレスが、現在使用中のアカウントです。
二つ目は、画面左上のアカウント情報から切り替えを行う方法です。
画面左上の「ログイン名・メールアドレス」をクリックすると、プルダウンメニューが開き、登録済のメールアドレスとアカウント名が表示されます。切り替えたいアカウントをクリックすると、アカウントが切り替わります。
なお、こちらも「チェックマーク」が入っているアカウント名が、現在ログイン中のアカウントです。
Figmaアカウントの削除
Figmaアカウントの削除は、以下の方法で行います。
- (アカウントが複数ある場合)削除したいアカウントに切り替える
- ホーム画面右上の「アカウントアイコン」から「設定」をクリック
- 設定メニューを一番下までスクロールする
- 「アカウント削除」をクリック
- 案内にしたがってアカウントを削除する
「アカウントを削除」の文字をクリックすると、すぐにFigmaアカウントが削除されるわけではありません。次の画面の入力欄に、「自分のアカウントを削除する」と入力の上で「アカウントを削除」ボタンをクリックすると、アカウントが削除されます。
Figmaのファイル管理
Figmaの無料プランでアカウントを作成した際、「下書きは無制限、ファイルは3つまで」という表記に、ちょっと混乱しませんでしたか?…これは、「下書き用ファイルは無制限、プロジェクト内のファイルは3つまで」という意味です。
ONE POINTファイルとは?
Figmaのファイルには「デザインファイル」と「FigJamファイル」の2種類があり、デザインファイルではワイヤーフレームやWEBデザインが、FigJamファイルではオンラインホワイトボードを用いたブレインストーミングなどができます。
WordやPowerPointに例えると、「名前を付けて保存」できるひとまとまりがファイルです。
このファイルをFigma内のどこに作成するかが、料金プランの制約にかかわってくるのです。
「下書き(フォルダのようなもの)」内に作成するファイル(無制限に作れる)は、自分が編集者として管理する時に使います(閲覧者を招待することはできます)。
一方、チームで制作(編集・閲覧)を行う場合は、このファイルを「プロジェクト」に移行する必要があります。この「チームのプロジェクト」内のフォルダ数については、契約したプランによって制限がかかります。
以下より、Figmaにおけるファイルの作成方法や管理について詳しくみていきましょう!
Figmaの下書きファイル
ホーム画面で「下書き」が選択されている状態で、以下の破線枠内に表示されているのが下書きファイル(ドラフトともいう)です。
アカウントを作ったばかりでも、デフォルトでワイヤーフレームなどいくつかのファイルが用意されています。
この中には、無料プランでいくつでもファイルを生成することができます。
※「すべてのファイル」にはFigmaファイルもFigJamファイルも入っています
試しに、「下書き」内のファイルをひとつクリックしてみましょう(こちらは、デフォルトで用意されているワイヤーフレームです)。
このように、「ファイル」にはWEBサイトひとつ分のデザインが格納されています。なお、ひとつのファイルには複数の「ページ」を設けることが可能です。
なお、ホーム画面に戻るには、画面左上の「Figmaアイコン」→「ファイルに戻る」を選択します(デスクトップアプリの場合は「ホームボタン」)。
Figma下書きファイルの新規作成
下書きファイルを新規作成するには、「下書き」が選択されている状態で、「figmaでデザイン」もしくは「FigJamファイルの新規作成」をクリックします。
「新規作成」すると、自動的にファイルがひとつ生成されます。
保存はオートセーブですので、特別な操作をする必要はありません。「新規作成」した後にホーム画面に戻ると、今作成したファイルが、「すべてのファイル」に追加されているはずです。
チームのプロジェクト
では次に、ホーム画面から「下書き」ではなく「チームのプロジェクト」を選択してみましょう。すると、メイン画面の表示が切り替わりましたね。これが「チームのプロジェクト」のページです。
ここでも同じように、「Figmaのデザイン」「FigJamのホワイトボード」のファイルが作成できます。そして、チームのメンバー全員に、ファイルへのアクセス権があります。
ただし、スターター(無料)プランでは、作成できるプロジェクト数は1つまで、Figmaデザインファイル3つまで、FigJamファイル3つまでとなっています。
Figmaホーム画面のカスタマイズ
最後に、ホーム画面のカスタマイズ方法について解説します。これは、「下書き」「チームのプロジェクト」共通の操作です。
ファイル表示をカスタマイズ
ファイルが増えてきたときは、「すべてのファイル」を「デザインファイル」または「FigJamファイル」に切り替えることができます。
こうすることで、「デザインファイルのみ表示」または「FigJamファイルのみ表示」として、目的のファイルを見つけやすくなります。
ファイルにカーソルを合わせると「星印」が現れるので、これをクリックすることで「ファイルのお気に入り登録」ができます。すぐに見つけたいファイルは「お気に入り」に入れておきましょう。
また、ファイルの並び順を「アルファベット順」や「作成日順」に並び替えることができます。
さらに、ファイルの表示の仕方を、「大型アイコン」から「文字表記」に切り替えることができます。
Figma画面をダークモードにする
Figmaホーム画面右上の「アカウントアイコン」から、「テーマ」を選ぶと作業画面をダークモードにすることができます。
今回は、以上です。快適な環境で、Figmaライフを楽しみましょう!